算数文章題の解の見当をつける読解問題です。今回は小5算数の“平均”。もちろん、算数としての理解も必要になる問題ですがやはり読解力が鍵となります。
【問】次の文を読みなさい。
あるクラスの40人が夏休みに読んだ本の冊数の平均は3.0冊だった。右記の文から確実に正しいと言えることには〇を、そうでないものには✖を【 】の中に、それぞれ記入しなさい。
①平均以上の冊数を読んだ人は20人いる。 【 】
②40人が読んだ本の冊数の合計は120冊である。【 】
③3冊の本を読んだ人数が一番多い。 【 】
【解答・解説】
①✖
②〇
③✖
中学になると最頻値や中央値などについても学びますが、小学生だと少し難しい問題かもしれません。特に③番を誤答した場合は、(もちろん、同じになることもありますが)最頻値≠平均値であることを、具体例を出して復習するといいと思います。