学びの箱庭~塾講師の取組み~

学習塾のオーナー塾長が様々な学びについて綴っていきます

【速読トレーニング用意味怖問題③】お化け屋敷(520字、目標タイム10秒)

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  速読トレーニング用の意味怖文章です。時間を意識して、1文字1文字見るのではなく『文章全体」を見るように読んでください(読解スピードの目安を下記しております)。

 

【本文を読む前に】

お化け屋敷の中で怖がっている”私”の背中をさすってくれたのは誰でしょうか?このあとの本文を繰り返し読みながら答えをみつけてくださいね。

 

~以下本文~

 

夏休みに家族である遊園地に出かけた。そこのお化け屋敷は怖いことで有名で、私はとても楽しみにしていた。 

だけど、いざその場に着くとお母さんは『絶対に入りたくない!』と言って断固拒否の構え。仕方なく、お父さんと妹、そして私の三人でだけでそのお化け屋敷に入った。 

私も妹も、本当はものすごい怖がりだから、中が暗いというだけで、もうキャーキャー声を出して大騒ぎ。とりあえず、父さんを真ん中にして、二人でそれぞれの腕にギュっとしがみつきながら進んでいった。

 お父さんは『こんなの作り物だから・・・』とか笑いながら言うのだけれど、私たちはもう慌てまくり、叫びまくり。私なんて最後の方はほとんど目を閉じていて、脚がガクガクと震え出す始末。 

出口近くになると、お父さんも『もう少しだから頑張れ頑張れ!』なんて言って背中をさすってくれた。結局、私も妹も半泣きでお父さんにしがみついたまま、やっとのことで出口に到着。外に出てからお父さんの腕を放してみると、そこにはくっきりと私たちの手形が。 お父さんも『両腕とも掴まれて歩きにくいわ、大声で騒がれるわ、もう大変だったよ。』って苦笑い。だって、あんなに怖いって思わなかったのだもの。もう、お化け屋敷はコリゴリだな。

  

~本文終わり~

 

 

【読解スピード目安】

 ※この問題は約520文字です。

小学生高学年レベル 1分07秒

大人レベル 31秒

目標速読レベル 10秒

 

【問題の答え】

 話の流れから、背中をさすったのは父親だと思いがちですが、私と妹に両腕をガッチリしがみつかれている父親にはそれができないはずです。ということは・・・・。