国語力の箱庭~塾講師の自作問題など~

「意味が分かると怖い話」を元ネタとした読解問題など、学習塾のオーナー塾長が国語力について綴っていきます

100均『ダイソー』ボードゲームで論理的思考力を養う②『クローバーブーケ』~親子で楽しもう!~

当塾の小学生コースでは論理的思考力授業の一環としてボードゲームを使用することがあります。今回はそのうちの1つである『クローバーブーケ』をご紹介します!!

このボドゲはあのダイソーさんで110円という価格で販売されています。この記事では単純なゲーム内容の紹介ではなく、『論理的思考力養成』を目的とした場合の注意点などをお話ししたいと思います。

可憐なカードが紡ぐ論理と心理戦の世界、是非親子でお楽しみください!!

【クローバーブーケとは】

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それではまず、このゲームのルールを説明します。なお、このゲームは2人専用となっています。

①お互い0~9までの数字が書かれた10枚の手札を持つ。

②お互いに相手の手札からランダムに1枚のカードを引き、表を向けて自分の前に置く。

③自分の手札から1枚カードを選んで、2人同時に表を向けて自分の前に置く。

④それぞれ自分の前に置いたカード2枚の合計値で勝負する。基本的には合計値が大きい方が勝ちとなるが、場の4枚のカードの中に1枚でも「4」のカードがある場合は合計値の小さい方が勝ちとなる。なお、合計値が同じ時と4が2枚出た時は引き分けとなる。

⑤①~④を5回繰り返し、手札が無くなるとゲーム終了。5回のうち勝ちが多い方の勝利となる。

【プレーの際のポイント】

子どもの論理的思考力を養うという目的おいて、私が重要と考えているポイントを列記します。このようなボードゲームに共通することですが、まず論理と心理戦で勝利の確率を上げることができるという最大のワクワクポイントをいかに子供たちに伝えるかが最優先事項となります。

①「4」の使い方を意識させる

ゲームの勝利という点でもっとも重要なのはやはり「4」カードの使い方となるでしょう。この場合のみ合計値が少ない方が勝ちとなりますから、カードの出し方が自ずと変わります。よって、初めのうちはこの「4」カードを引く、または出した際に

『いやあ・・・ここで4を引いたか・・・』

など、その効果を意識させる”溜め”を意図的に作り、子どもに考えるタイミングを与えてみましょう。このゲームに限らず、ボドゲを親子で楽しむ際は”溜め”を作ることが本当に重要です。

②出した手札が分かるようにしておく

公式ルールではゲームの勝者はその回に公開された2人分のカードを、1つの束にまとめて自分の前に裏向きで置くとしています。確かに”ガチ勝負”ならばこのルールがいいのでしょう。相手札のカウンティングも勝敗のアクセントになりますしね。

しかし、親子の場合はでどうでしょうか。ゲームを始めたばかりの子ども相手に残り札を読み切り圧勝し、一体何が残るというのでしょう。よって、少なくとも最初のうちは場に出た札がお互いに分かるよう表向きで置き、状況を把握できるようにした方がよいと考えています。

この場合ゲーム性は多少損なわれてしまいますが、残カードを意識させることで論理的思考力を働かすきっかけをつくることができます。

③良いところはきっちり褒める

からしてみれば子どもの妙手は逆に嬉しいまであるので、自然に実行されている方も多いと思います。実際『今のはいい手だったなあ!』などと塾生を褒めると得意そうな、なんととも嬉しそうな顔をしますしね。

さらに『どうしてその手を出そうと思ったの』と質問するのも良いでしょう。答えることによって自分の論理をなぞり、思考力を強化することができます。

以上、塾講師からのアドバイスでした。是非、親子でお楽しみください!!

 

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