ふとした日常生活のワンシーンで子供の学力を養おうというこのシリーズ。1回目は
『どのレジが一番早いか』
です。
例えば、お客さんの多いスーパーマーケット、レジ待ちの列がいくつも並んでいます。こんなシンプルな状況でも、実は子供たちにとって貴重な学習機会。お子さんにどのレジが一番早いかと問いかけてみてください。
子供たちは現在の列の長さ、他の客の買い物カゴの中身など、様々な要素を考慮して答えを出さなければなりません。そして、答えを出したのならば、どうしてそのレジを選択したのか、その理由を聞いてみましょう。
以前、私が息子とこのゲームをした時に、彼は様々な条件を踏まえ、1つのレジを選択しました。その選択は私の読みとも合致していました。
しかし、残念ながらこの選択は失敗。なぜなら、私たち二人は大きな要素を見落としていたのです。実は、そのレジの店員さんの名札にはその苗字とともに・・・
”見習い”
と書かれていたんですね。後で息子と苦笑いをしたのを覚えています。