子どもの読解力をつけるために
『学校で行われている国語の授業は”鑑賞”であるから読解力は伸びない』という意見をよく耳にしますよね。 私個人もこれが真実なのであろうと感じています。少なくとも、小1からあれだけ国語の授業を受けていながら、個々の読解力には恐ろしいほどの差がある…
昨日、初となる大学入学共通テストの第1日程が終了し、早速様々な意見や感想が上がっているようですね。 今回からの共通テストは、「思考力、判断力、表現力」を発揮して求める問題を重視して作問されるとのことでしたが、蓋を開けてみると・・・・ 問題文…
例えば、小5で習う割合のこんな問題。 【問】送られてきたたまごのうち、60個が割れていました。これは、送られてきたたまご全体の5%にあたるそうです。全部で何個のたまごが送られてきたでしょうか。 “くらべる量”と"割合"から"もとにする量"を求める…
先回、↓のように読み聞かせのまとめ記事をアップしました。 www.dokkaiupup.work この記事の中最後で触れた、読み聞かせの新たなムーブメントを知る上で、もっとも適しているのが今回ご紹介するこの1冊。 12歳までの読み聞かせが子どもの「地頭」をつくる!…
子どもへの“読み聞かせ”は親からのギフト・・・どうもそれは間違いなさそうだ、でも、どうやったらいいのだろう? 最近、そう考える親御さん多いようです。しかし、残念ながら巷には、読み聞かせに対する様々な情報があふれていて、それをどう取り入れたらい…
読解はミクロとマクロの往還 国立情報学研究所教授の新井紀子氏は著書『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の中で、読解力についてこう述べています。 往還とは“行ったり来たりする”という意味です。ミクロである“短文”の理解と、マクロである“文章全体”の…
学力を伸ばすために必須の能力と言えばまず”読解力”。異論は少ないでしょう。 極論、これさえ手に入れてしまえばあとは何とかなります。なぜなら、教科書だろうが解説だろうが”読めば分かってしまう”のですから。 よって、まずこの力の習得にターゲットを絞…
学習塾の塾長ということもあって、小学生の親御さんから“オススメの本”を聞かれることがあります。そんな時、まず第一にお答えするのが 現代の日本 (小学館版 学習まんが・少年少女日本の歴史〔改訂・増補版〕 21) [ 荒川 章二 ]価格:913円(税込、送料無…
「ああ・・そういうことか~」 塾生に対し算数の指導を行うと、しばしばこのような声が上がります。しかし、この言葉が発せられる背景には2つのパターンがあります。 ①解法や立式が理解できた。②問題文の意味が分かった。 一般的に“算数の問題が解けない”と…
AI vs.教科書が読めない子どもたち [ 新井 紀子 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 子どもの読解力を語る上で避けては取れない1冊。 もし、まだ読んでいないという保護者の方がいたら、ぜひ一読をお勧めします。コストを考えるのならば図書館利用という方法…
私は高校生の頃、全国模試の国語で幾度となく最高得点をマークし、トップランカーの常連となっていました。ある日の授業のこと、私の成績について級友が国語担当の教諭に感想を求めました。そして、その答えが・・・ 「〇〇(私の名前)は、勘がいいからなあ…