国語力の箱庭~塾講師の自作問題など~

「意味が分かると怖い話」を元ネタとした読解問題など、学習塾のオーナー塾長が国語力について綴っていきます

100均『ダイソー』ボードゲームで論理的思考力を養う①『18(イチハチ)』~親子で楽しもう!~

私の塾では論理的思考力授業の一環としていろいろなボードゲームを使用しています。今回はそのうちの1つである『18(イチハチ)』をご紹介します!!

このボドゲはあのダイソーさんで110円という価格で販売されています。この記事では単純なゲーム内容の紹介ではなく、『論理的思考力養成』を目的とした場合の注意点などをお話ししたいと思います。

是非、親子で楽しみながらお子様の論理的思考力を伸ばしてくださいね!!

【18(イチハチ)とは】

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それではまず、このゲームのルールを説明します。といっても非常に簡単で

①10回じゃんけんをする

②勝つと1ポイントがもらえる。但し、6回目と10回目だけは2ポイント。(写真の丸チップがポイント)

③あいこの場合はどちらもポイントは無いが試合は1回として数える。

④10回のじゃんけんを通して出せる指は18本であり、パーだと5本、チョキだと2本、グーだと0本を使用。出した指の本数だけ指タイル(写真下段左)を取り除く

⑤10回のじゃんけん終了後、「勝利ポイント」-「残った指タイル」が自分の得点となり、高いプレーヤーが勝利となります。

となっています。

【プレーの際のポイント】

このゲームを楽しむためのポイントはただの”運ゲー”にしないということです。2人用であるこのゲームを子どもだけでプレーさせた場合、前半は何も考えずじゃんけんを繰り返し、指タイルの尽きた後半はグーのあいこが頻発するということが起こりがちです。

これでは子供たちが熱中することなどあり得ません。特に論理的思考力を伸ばすという裏テーマがある場合は、論理と心理戦で勝利の確率を上げることができるという最大のワクワクポイントを子供たちに伝える必要があります。以下はその際の注意点です。

①指チップの本数を常に意識させる

18本という数は絶妙で5本のパーは最大でも3回しか使えません。しかもジャンケン回数が進むにつれ指タイルが減り、出すことのできる手が限られてきます。この限られた状況の中でこそ論理的思考力は刺激されていくのです。

よって、まず最初のうちは指タイルの残数をオープンにし、相互にその数を確認できるようにしておきましょう。必要であれば、親側から「パーは出せないけど、チョキはあと2回出せるね。』のように残数と手の関係について意識づけを行うのも良いでしょう。

②1回のじゃんけんごとに間を置く

これは子どもとプレーするときに特に大事なポイントだと思います。子どもはとにかく早く白黒つけたいという気持ちが強く、どんどんじゃんけんをしたがります。そこであえて親は間を置き、じっくり考える姿勢を相手に見せます(もちろん、フリでもいいです)。

そこでも独り言の体で『あと2回しかチョキ出せないか~』などと呟いてみましょう。親が真剣に考えて対峙すると子どももそれに追随することが多いです。このゲームは考えるという作業を組み入れた途端、その奥深さを知り面白さが激増します。こうなればお子さんの思考力の歯車が大きく回り出すことでしょう。

以上、塾講師からのアドバイスでした。是非、親子でお楽しみください!!

 

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